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第15回 ファイルの読み込みに挑戦しよう 2/4

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マクロを記録する

今回はマクロ記録を使って基本となるコードを作成しましょう。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[新しいマクロの記録]を選択し、[マクロの記録]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 [マクロの記録]ダイアログボックスを表示
    図02-01 VBエディタを起動

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーでなく、リボンを使用します。[マクロの記録]ボタンは[開発]タブ内に用意されています。
    ※ [開発]タブは既定では表示されていません。[開発]タブの表示方法はこちら

    ▼ 図02-02 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示
    図02-02 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示
    また、ステータスバーのボタンを使って表示することもできます。
    ▼ 図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
    図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
  2. [マクロ名]ボックスに「OpenSeikyuu」と入力する。
  3. [説明]ボックスに「請求書フォームを開く」と入力する。
  4. [OK]ボタンをクリックし、マクロの記録を開始する。
    ▼ 図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス
    図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス

“請求書フォーム.xls”ファイルを開く操作を記録

マクロ記録が開始されたので、“請求書フォーム.xls”ファイルを開きます。

  1. [標準]ツールバーの[開く]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-05 [標準]ツールバーの[開く]ボタン
    図02-05 [標準]ツールバーの[開く]ボタン

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではツールバーでなく、[Office]ボタンを使用します。

    ▼ 図02-06 Excel2007での[ファイルを開く]ダイアログボックスの表示
    図02-06 Excel2007での[ファイルを開く]ダイアログボックスの表示
  2. [ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されたら、[ファイルの場所]に[myData]を指定する。
  3. “請求書フォーム.xls“ファイルを選択する。
  4. [開く]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-07 [ファイルを開く]ダイアログボックス
    図02-07 [ファイルを開く]ダイアログボックス

“請求書フォーム.xls”ファイルが開いたことを確認します。

マクロの記録を終了

これで記録したい操作は一通り終了しましたので、マクロの記録を終了します。

  1. [記録終了]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-08 マクロの記録終了
    図02-08 マクロの記録終了

    【Excel2007の場合】

    Excel2007では[記録終了]ツールバーは表示されません。ステータスバーの[記録終了]ボタンを使用します。
    ※ [開発]タブが表示されている場合は、[開発]タブ内の[記録終了]ボタンを使用しても構いません。

    ▼ 図02-09 Excel2007での記録終了
    図02-09 Excel2007での記録終了

これで基本となるマクロが完成しました。“請求書フォーム.xls”ファイルは閉じておきましょう。 (保存の確認メッセージは「いいえ」を選択します)

▼ 図02-10 “請求書フォーム.xls”ファイルを閉じる
図02-10 請求書フォーム.xls ファイルを閉じる

次のページ以降、記録されたマクロを修正し、ボタンをクリックすると実行されるようにしましょう。

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