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第12回 VBエディタでマクロをつくろう 4/5

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マクロを実行するボタンの作成

作成したマクロ“NinzuuHenkou”をボタンクリックで実行できるようにExcelシート上にボタンを配置します。
VBエディタの画面からExcelに戻りましょう。

  1. [標準]ツールバーの[表示 Microsoft Excel]ボタンをクリックする。
    ▼図04-01 Excelに戻る
    図04-01 Excelに戻る

ボタンの作成

Excelに戻ったら、マクロ実行用のボタンを作成します。

  1. [表示]メニューの[ツールバー]から[フォーム]を選択し、[フォーム]ツールバーを表示する。
    ▼図04-02 [フォーム]ツールバーの表示
    図04-02 [フォーム]ツールバーの表示
  2. [フォーム]ツールバーの[ボタン]ボタンをクリックすると、マウスポインタが矢印から「+」になる。
  3. ボタンを作成したい位置でドラッグし、[マクロの登録]ダイアログボックスを表示する。
    ▼図04-03 ボタンの作成
    図04-03 ボタンの作成

    【Excel2007の場合】

    Excel2007では、[開発]タブの[挿入]ボタンから[フォームコントロール]の[ボタン]ボタンを使用します。

    ▼図04-04 Excel2007でボタンを配置
    図04-04 Excel2007でボタンを配置
  4. [マクロの登録]ダイアログボックスの一覧から[NinzuuHenkou]を選択する。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼図04-05 [マクロの登録]ダイアログボックス
    図04-05 [マクロの登録]ダイアログボックス
  6. ボタンが選択された状態でボタンの内部をクリックして「追加」と入力する。ボタン以外の部分をクリックすると確定される。
    ▼図04-06 ボタン名の変更
    図04-06 ボタン名の変更

これでボタンも完成しました。[追加]ボタンをクリックして、マクロを実行してみましょう。

▼図04-07 入力画面で入力した人数が加算され、セルに表示
図04-07 入力画面で入力した人数が加算され、セルに表示

いかがでしたか?今までとは違い、マクロ記録を使用せずにVBAのコードを記述してマクロを作成してみました。これからVBAを使いこなせるようになってくると、マクロ記録ではできないこと、それを実現するにはVBAプログラムを覚えていく必要があることが理解できます。もちろん最初は難しいかもしれませんが、簡単なプログラムからひとつひとつ学習していきましょう!

最後に、次のページでは変数のデータ型と宣言について解説します。

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