●概要●
オブジェクト(図・オートシェイプ)などを挿入すると、オブジェクトの近くの段落に錨のマークが表示される場合があります。
これをアンカーと呼びます。
アンカーについて確認しましょう。
●詳細●
【アンカーとは】
- アンカーが表示されている段落にオブジェクトが所属していることを意味します。
(上図の場合、赤い矢印のオブジェクトが「●より実践的な内容へ」に所属)
- オブジェクトを挿入時に一番近い段落にアンカーが設定されます。
- オブジェクトのアンカーが所属する段落をコピー、移動、削除するとオブジェクトも連動します。
- 既定では、オブジェクトを移動すると、アンカーは最も近い段落に移動します。
【アンカーの固定】
アンカーは段落に固定することができます。
オブジェクトを段落に固定すると、オブジェクトが段落から遠い場所に移動しても、アンカーは移動しません。
- オブジェクト上で右クリック―[その他のレイアウト オプション(L)…]をクリックし、ダイアログボックス―[レイアウト]を表示します。
- [位置]タブ―オプション[アンカーを段落に固定する]チェックボックスにチェックをつけます。
【アンカーの表示/非表示】
アンカーの表示/非表示を切り替えられます。
- [ファイル]−[オプション]を選択します。
- [Wordのオプション]ダイアログボックス−[表示]を選択します。
- [常に画面に表示される編集記号]の[アンカー記号]のチェックで設定します。