●概要●
論文やマニュアルを作成するときに使うことが多い、目次の設定方法を紹介します。
目次の設定は、「見出しの設定」をしてから「目次の作成」をすると、楽に作成することができます。
今回は組み込みの見出しと、組み込みの目次を使用します。
●詳細●
《Word 2007/2010/2013/2016バージョン》
- 目次として表示する文字列の段落のどこかを選択
- [ホーム]タブの[スタイル]グループで、使用するスタイルをクリック
例えば、大見出しとしてスタイルを設定する場合は[見出し1]をクリック
Wordの設定によっては、見出しを設定すると選択語句の前に「・」が付きますが、印刷はされません。
- 目次を挿入する箇所をクリック
- [参考資料]タブの[目次]で[目次]をクリック
- [自動作成の目次]ウィンドウが表示されるので、使用する目次を選択
《Word 2003バージョン》
- 目次として表示する文字列の段落のどこかを選択
- [書式]メニューの[スタイルと書式]を選択
- 使用するスタイルをクリック
例えば、大見出しとしてスタイルを設定する場合は[見出し1]をクリック
Wordの設定によっては、見出しを設定すると選択語句の前に「・」が付きますが、印刷はされません。
- 目次を挿入する箇所をクリック
- [挿入]メニューの[参照]を選択
- [索引と目次]を選択
- [索引と目次]ダイアログボックスが開くので[目次]タブをクリック
- [全般]で、使用する書式を選択して[OK]をクリック
●補足●
◆[見出し1]と[見出し2]の違い
[見出し2]は、[見出し1]の下位見出しです。
例えば、目次に[見出し1]と[見出し2]の両方を表示する場合は、[見出し2]は[見出し1]よりも字下げされて表示されます。
また、スタイルを設定するときに[見出し1]や[見出し2]として設定すると、目次を作成したときに[見出し1]や[見出し2]として表示されます。