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スクロールできる範囲を指定する(ScrollAreaプロパティ)|Excel VBA

シート操作関連のテクニック

スクロールできる範囲を指定する(ScrollAreaプロパティ)

(Excel 97/2000/2002/2003/2007/2010)

WorksheetオブジェクトのScrollAreaプロパティを利用すると、スクロール可能な領域を指定できます。指定された領域の外側には、カーソルを移動することができません。
なお、スクロール領域を元の状態(ワークシート全体)に戻すには、ScrollAreaプロパティに長さ0の文字列("")を指定します。

構文 Object.ScrollArea = 領域
設定項目内容
Object Worksheetオブジェクト
領域 A1形式で範囲参照を指定

次のサンプルは、「Sheet1」ワークシートのスクロール可能な領域を、セル範囲A1:G20に限定します。マウスやキーボード操作では、この範囲外のセルを選択できなくなります。

Sub Sample()
    Worksheets("Sheet1").ScrollArea = "A1:G20"
End Sub

●ポイント●

ブックを開いた時点で設定したい場合は、Workbook_Openイベントのイベントプロシージャに記述します。