即効テクニック |
指定した軸を表すAxisオブジェクトを参照します。軸のさまざまな書式設定を行う際に使用します。引数を両方とも省略した場合には、すべての軸のコレクションを参照します。引数Typeで使用する定数の種類は下の表のとおりです。 構文 Object.Axes(Type, AxisGroup) 取得のみ 設定項目 内容 Object Chartオブジェクト [省略不可] Type 軸の種類を設定(表参照) [省略可能] AxisGroup 主軸(xlPrimary:規定値)、第2軸(xlSecondary)の いずれかの軸のグループを指定 [省略可能] ・引数Typeで指定する定数一覧(XlAxisType) 定数 値 内容 xlCategory 1 項目軸 xlValue 2 数値軸 xlSeriesAxis 3 系列軸(3Dグラフのみ) 次のサンプル1は、項目軸の目盛ラベルを指定した文字列に変更します。●サンプル1●
Sub AxesSamp1() With ActiveChart .Axes(xlCategory, xlPrimary).CategoryNames = _ Array("@", "A", "B", "C", "D") '---項目軸ラベルを指定した文字列に変更 End With End Sub
●ポイント● なお、「Array("@", "A", "B", "C", "D")」の部分は、要素数と同じセル数で構成されるセル範囲を指定し、その部分を項目名として反映させることも可能です。 次のサンプル2はアクティブなグラフの項目名を反転します。横棒グラフの場合、次のように記述しないと項目が元のデータと同じ並び順になりません。●サンプル2●
Sub AxesSamp2() With ActiveChart.Axes(xlCategory) .ReversePlotOrder = True '---項目軸を反転する End With End Sub