Excelの画面を非表示にする(Visibleプロパティ)|Excel VBA |
Excel VBAを利用してアプリケーションを作成し、インターフェースにユーザーフォームを使用する場合、Excelの画面を非表示にしたいことがあります。
Excelの画面を非表示にすることで、ユーザーは、ユーザーフォームに注目することが出来ます。Excelの画面の表示/非表示を切り替えるには、ApplicationオブジェクトのVisibleプロパティを使用します。
構文 Application.Visible = 設定値
設定項目 | 内容 |
---|---|
設定値 | True(表示) / False(非表示) |
次のサンプルは、UserFormのInitializeイベントでExcelの画面を非表示にします。
Private Sub UserForm_Initialize()
MsgBox "Excelの画面を非表示にします"
Application.Visible = False
End Sub
Excelの画面を非表示にした状態でユーザーフォームを閉じてしまうと、Excelが非表示のまま残ってしまいます。そこで、UserFormのTerminateイベントに次のコードを記述して、ユーザーフォームが閉じる時にExcelの画面を表示するようにしておきます。
Private Sub UserForm_Terminate()
MsgBox "Excelの画面を表示します"
Application.Visible = True
End Sub