即効テクニック |
ウィンドウ枠が分割された個々のウィンドウを表すPaneオブジェクト、またはWindowオブジェクトを対象に、LargeScrollメソッドでは指定したページ数分だけ、SmallScrollメソッドでは指定したセル数分だけ、ウィンドウをスクロールさせます。 LargeScrollメソッドのページは、印刷時のページではなく、ウィンドウに表示されている範囲を1ページとしてカウントします。 構文 Object.LargeScroll(Down, Up, ToRight, ToLeft) ページ単位でスクロール Object.SmallScroll(Down, Up, ToRight, ToLeft) セル単位でスクロール 設定項目 内容 Object Pane、Windowオブジェクト [省略不可] Down 指定しただけ、下方向にスクロール [省略可能] Up 指定しただけ、上方向にスクロール [省略可能] ToRight 指定しただけ、右方向にスクロール [省略可能] ToLeft 指定しただけ、左方向にスクロール [省略可能] 次のサンプルは下方向に10ページ分、右方向に10列分、アクティブウィンドウをスクロールさせます。●サンプル●
Sub LargeAndSmallScrollSamp1() With ActiveWindow .LargeScroll Down:=10 '---下方向に10ページ .SmallScroll ToRight:=10 '---右方向に10列 End With End Sub
●補足● 目標のセル範囲を画面内に表示するには、何ページスクロールさせれば良いかわからないことの方が多いと思います。そのようなときには、Gotoメソッドを使用します。