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数値を任意の単位で「切り捨て」「切り上げ」する(FLOOR関数/CEILING関数)|Excel 一般

数式と関数関連のテクニック

数値を任意の単位で「切り捨て」「切り上げ」する(FLOOR関数/CEILING関数)

(Excel 2000/2002/2003/2007/2010/2013/2016)

●概要●

数値を任意の単位で切り捨て/切り上げする関数を紹介します。
0.1、1、10、100・・・で切り捨て/切り上げする場合はROUNDDOWN関数やROUNDUP関数を使用しますが、5や20のような単位の場合はFLOOR関数/CEILING関数を使用します。

●詳細●

【FLOOR関数】
書式:=FLOOR(数値,基準値)
「数値」を「基準値」の最も近い値に切り捨てします。

【CEILING関数】
書式:=CEILING(数値,基準値)
「数値」を「基準値」の最も近い値に切り上げします。

【例】商品一覧の「価格」データを200円単位で切り上げして「販売価格」を求めます。

画像:CEILING関数で200円単位で切り上げられた販売価格データ

  1. セルC3を選択します。
  2. 「=CEILING(B3,200)」と入力します。
  3. 「12,600」と表示されます。

●補足●

以下の関数も併せて覚えましょう。

  • ROUNDDOWN関数:切り捨て
  • ROUNDUP関数:切り上げ
  • ROUND関数:四捨五入
  • INT関数:切り捨てて整数にする