現在の操作環境についての情報を取得する|Excel 一般 |
INFO関数は、現在の操作環境に関する情報を返す関数です。
作業中のブックに存在しているワークシートの枚数を数える時など、INFO関数を利用すると便利です。今回はINFO関数を使用して、ワークシートの枚数を数える方法ををご紹介します。
この他にも次のような情報を得ることができます。
検査の種類 | 戻り値 |
---|---|
"directory" | カレント ディレクトリ (フォルダ) のパス名 |
"numfile" | 開かれているワークシートの枚数 |
"origin" | Lotus 1-2-3 リリース 3.x との互換性を維持するための、"$A:" で始まる A1 形式の絶対参照。現在ウィンドウに表示されている範囲の左上隅のセル参照が返される。 |
"osversion" | 現在使用されているオペレーティング システムのバージョン |
"recalc" | 現在設定されている再計算のモード ("自動" または "手動") |
"release" | Excel のバージョン |
"system" | 操作環境の名前(Windows 版 Excel では "pcdos"、Macintosh 版 Excel では "mac") |
2003バージョン以前の Excel では、「検査の種類」が "memavail"、"memused"、 "totmem" の場合は、メモリ情報が返されました。これらの検査の種類の値は2007バージョン以降はサポートされておらず、#N/A エラー値が返されます。