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文字列の時刻をシリアル値に変換する(TIMEVALUE関数)|Excel 一般

数式と関数関連のテクニック

文字列の時刻をシリアル値に変換する(TIMEVALUE関数)

(Excel 2000/2002/2003/2007/2010/2013/2016)

●概要●

文字列で表記された時刻をシリアル値に変換するには、TIMEVALUE関数を使用します。
文字列からシリアル値に変換すると、時刻の計算が可能になります。また、表示形式も変更できます。

●詳細●

書式:=TIMEVALUE(時刻文字列)
文字列内に日付を表す表記がある場合にも、時刻の部分だけをシリアル値にします。
時刻を表すシリアル値は、0〜0.99999999 の範囲で、0:00:00 (午前0時) 〜23:59:59 (午後11時59分59秒) の時刻を表します。

TIMEVALUE関数を使った数式の例を紹介します。

【例1】
現在の時刻から15分後の時刻を計算する
=NOW()+TIMEVALUE("0:15")

【例2】
勤怠管理表の「通常時間」に、「実働」が8時間以上の場合は「8:00」と表示、8時間未満の場合は「実働」の値を表示する

●補足●

数式に時刻の文字列を指定する場合は必ず「"」ダブルクォーテーションで囲みます。