数式を非表示にする|Excel 一般

書式設定と印刷関連のテクニック

数式を非表示にする

(Excel 2000/2002/2003/2007/2010)

●概要●

セルに入力された数式は、セルを選択した際に数式バーに表示されます。
この数式を他のユーザーに見せたくない場合には、以下のように設定します。

●詳細●

《Excel 2007、2010バージョン》
  1. 数式が入力されたセルを選択し、右クリック−[セルの書式設定(F)...]を選択します。
  2. [セルの書式設定]ダイアログボックス−[保護]タブを選択します。
  3. [表示しない(I)]チェックボックスをオンにして、[OK]を押します。
  4. [校閲]タブ−[シートの保護]をクリックします。
  5. [シートの保護]ダイアログボックスで、[シートとロックされたセルの内容を保護する(C)]チェックボックスをオンにして、必要に応じてパスワードを設定したうえで、[OK]ボタンを押します。
《Excel 2003以前のバージョン》
  1. 数式が入力されたセルを選択し、[書式(O)]メニューから[セル(E)]を選択します。
  2. [セルの書式設定]ダイアログボックス−[保護]タブを選択します。
  3. [表示しない(I)]チェックボックスをオンにしてれ、[OK]を押します。
  4. [ツール(T)]メニューから[保護(P)]−[シートの保護(P)]を選択します。
  5. [シートの保護]ダイアログボックスで、[シートとロックされたセルの内容を保護する(C)]チェックボックスをオンにして、必要に応じてパスワードを設定したうえで、[OK]ボタンを押します。

※ 設定を行ったセルは、数式の内容が非表示になります。
また、データに対して保護をかけているため、数式の入力も不可能な状態となります。

●補足説明●

保護を解除する方法は以下の通りです。

《Excel 2007、2010バージョン》

[校閲]タブ−[シート保護の解除]をクリックします。

《Excel 2003以前のバージョン》

[ツール(T)]−[保護(P)]−[シート保護の解除(P)]を選択します。

※ パスワードを設定した際には、シート保護の解除時にパスワードが必要となりますので、忘れないようにしてください。