●概要●
折れ線グラフを作成したときに「ここが損益分岐点」「ここが合格ライン」と言うように、特定の目盛り線を強調したいケースには、次のような方法を使います。
●詳細●
設定方法-1
オートシェイプの直線コマンドで線をひく。
設定方法-2
《Excel 2013、2016バージョン》
- 特定の目盛り線の値を持つダミーのデータ系列をグラフ上に追加します。
- ダミーのデータ系列を右クリックし、[データ系列の書式設定]を選択します。
- ワークシート右側に表示された[データ系列の書式設定]から[塗りつぶしと線]→[マーカー]タブ→[マーカーのオプション]をクリックして、[なし(O)]を選択します。[線]タブをクリックして[幅(W)]のポイント(pt)を上げて、線の幅を太くします。
- グラフ上の[項目軸]をクリックし、右側に表示された[軸の書式設定]で[軸のオプション]をクリック。[軸のオプション]を展開し、[軸位置]を「目盛(K)」に変更します。
《Excel 2007、2010バージョン》
- 特定の目盛り線の値を持つダミーのデータ系列をグラフ上に追加します。
- ダミーのデータ系列を右クリックし、[データ系列の書式設定]を選択します。
- 表示された[データ系列の書式設定]ダイアログボックスの[マーカーのオプション]のマーカーの種類[なし(O)]を選択し、「線のスタイル」の[幅(W)]のポイント数(pt)を上げて、線の幅を太くします。
- [項目軸](この例の場合、グラフ内の4月~5月の部分)を右クリックし、[軸の書式設定]を選択します。表示された[軸の書式設定]ダイアログボックスの[軸のオプション」の[軸位置]を「目盛(K)」に変更します。