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即効テクニック

ユーザーインターフェース

マウスポインタを砂時計の形にする

(Access 2000/2002/2003)
● 概要 ●

構文  expression.Hourglass(HourglassOn)


設定項目        内容
expression	DoCmdオブジェクト[省略不可]
HourglassOn	砂時計ポインタの表示/非表示を指定[省略不可]


マウスポインタを砂時計の形で表示します。引数にTrueを指定すると、砂時計ポインタが表示されます。
解除するには、Falseを指定します。
たとえば、実行に時間のかかるコードを実行中、Echoメソッドで画面の再描画をオフにしてからHourglassメソッドでポインタを砂時計にすることによって、現在の状態を視覚的に表すことができます。


● サンプル ●
Sub HourglassSample()
    'マウスポインタを砂時計ポインタにする
    DoCmd.Hourglass True
    '画面の再描画をオフにする
    Echo False
    MsgBox "マウスポインタを砂時計ポインタにしました" & Chr(13) & _
      "(このメッセージダイアログ以外の場所で、砂時計ポインタになります)" _
        , vbOKOnly
    '画面の再描画をオンにする
    Echo True
    'マウスポインタを通常のポインタに戻す
    DoCmd.Hourglass False
End Sub