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即効テクニック

ユーザーインターフェース

矢印キーで値を増減させる

(Access 97)
● 概要 ●
テキストボックスにフォーカスがある時に、矢印キーの上下を押下することでテキストボックスの値を増減させます。


● 準備 ●
フォーム:【フォーム1】
(1) フォームイベントの「キーボードイベントを取得」プロパティを「はい」に設定する
(2) フォーム上にテキストボックス[テキスト1]を配置し、規定値プロパティに「=0」を設定し、書式を「数値」にする
(3) フォーム上にテキストボックス[テキスト2]を配置し、規定値プロパティに=Date()」を設定し、書式を「日付(S)」にする


● サンプルコード ●
2つのテキストボックスのKeyDown/キークリック時イベントに、以下のプロシージャを記述する。

Private Sub テキスト1_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
    'キーコードによる条件分岐
    Select Case KeyCode
        Case vbKeyDown
            Me.テキスト1 = Me.テキスト1 - 1
            KeyCode = 0
        Case vbKeyUp
            Me.テキスト1 = Me.テキスト1 + 1
            KeyCode = 0
    End Select
End Sub

Private Sub テキスト2_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
    'キーコードによる条件分岐
    Select Case KeyCode
        Case vbKeyDown
            Me.テキスト2 = DateAdd("d", -1, Me.テキスト2)
        Case vbKeyUp
            Me.テキスト2 = DateAdd("d", 1, Me.テキスト2)
    End Select
End Sub

● 動作確認 ●
フォームを開き、各テキストボックスにフォーカスがある状態で矢印キーの上下を押下すると、[テキスト1]では数値、[テキスト2]では日付が増減します。
サンプルでは非連結のフォームを使用しましたが、連結フォームでも問題なく使用することが出来ます。