即効テクニック |
● 概要 ● オプションボタンも、チェックボックス、トグルボタンと同様に、「はい」と「いいえ」や「オン」と「オフ」など2つの状態を表現するために使用します。 オプションボタンはクリックするたびに、チェックされている状態とされていない状態に切り替わります。 この状態は、Valueプロパティで取得できます。チェックされている状態がTrue、されていない状態がFalse、いずれでもない場合がNullです。 Valueプロパティは、オプションボタンの既定のプロパティなので、明示的に指定しなくても値の取得と設定が可能です。 次のコードは、コマンドボタンをクリックすることで、3つのオプションボタンの状態を設定/取得します。 ● サンプル1 ● cmd設定をクリックすると、3つのオプションボタンの状態をそれぞれTrue、False、Nullに設定します。 Private Sub cmd設定_Click() 'チェックした状態 オプション1.Value = True 'チェックしていない状態 オプション2.Value = False 'どちらでもない状態 オプション3.Value = Null End Sub ● サンプル2 ● cmd取得をクリックすると、3つのオプションボタンの状態を取得します。 Private Sub cmd取得_Click() Dim myStr As String myStr = "オプション1 = " & オプション1 & vbCr myStr = myStr & "オプション2 = " & オプション2 & vbCr myStr = myStr & "オプション3 = " & オプション3 MsgBox myStr End Sub ● 補足 ● オプションボタンは、オプショングループに複数配置して、複数の選択肢の中から1つを選択する場合によく使用されます。