即効テクニック |
●概要● 構文 INSERT INTO テーブル名 (フィールド1,フィールド2,・・・) VALUES(フィールド1の値,フィールド2の値,・・・); INSERTステートメントを使用してテーブルにレコードを挿入します。 INSERT INTO句の後のかっこ内に、レコード挿入時に値を指定するフィールド名を「,」で区切って記述します。また、VALUESキーワードの後のかっこに続けて、新しいレコードのフィールドの値を「,」で区切って記述します。フィールドの値を記述する順番は、INSERT INTO句の後のかっこで指定したフィールドの順で記述します。 INSERTステートメントで指定しなかったフィールドはNULL値が設定されてレコードが挿入されます。そのため、NOT NULL制約のあるフィールドは必ずINSERTステートメントで指定する必要があります。 サンプルでは、まず[商品テーブル]テーブルを用意するサンプルを、コメントでご紹介しています。その後が、「商品コード」、「商品名」を指定して「商品テーブル」にレコードを1件挿入するサンプルです。 ●サンプル● ''テーブルを作成する 'Public Sub Sample() ' ' Dim myDB As Database ' Dim mySQL As String ' ' 'SQLステートメントを定義する ' mySQL = "CREATE TABLE 商品テーブル " & _ ' "(商品コード NUMBER ,商品名 CHAR, 単価 NUMBER);" ' ' 'カレントデータベースを変数に代入する ' Set myDB = CurrentDb ' 'SQLを実行する ' myDB.Execute mySQL ' 'End Sub 'フィールドを指定してテーブルにレコードを挿入する Public Sub Sample() Dim myDB As Database Dim mySQL As String 'SQLステートメントを定義する mySQL = "INSERT INTO 商品テーブル (商品コード,商品名) VALUES" & _ "(1005 ,'バニラ アイスクリーム');" 'カレントデータベースを変数に代入する Set myDB = CurrentDb 'SQLを実行する myDB.Execute mySQL End Sub