即効テクニック |
●概要● 構文 SELECT フィールド1,フィールド2,・・・ FROM テーブル名; テーブルの中のいくつかのフィールドを指定して選択します。フィールドを指定するときは、SELECT句に続けてフィールド名を記述します。複数指定する場合は 「,」カンマで区切って指定します。 サンプルでは、Databaseオブジェクトのデータソースに SQLステートメントを指定してRecordsetオブジェクトを作成し、Do Until...Loopステートメントで、レコードセットの終わりまでレコードの内容を表示します。●サンプル●
'指定したフィールドを選択する Public Sub Sample() Dim myDB As Database Dim myRS As DAO.Recordset Dim mySQL As String '[社員コード][名前][職種]フィールドのみを選択する _ SQLステートメントを定義する mySQL = "SELECT 社員コード,名前,職種 FROM 社員テーブル ;" 'カレントデータベースを変数に代入する Set myDB = CurrentDb 'SQLステートメントを実行してレコードセットを開く Set myRS = myDB.OpenRecordset(mySQL, dbOpenDynaset) 'レコードセットの内容を表示する Do Until myRS.EOF Debug.Print myRS(0) & " " & myRS(1) & " " & myRS(2) myRS.MoveNext Loop 'レコードセットを閉じる myRS.Close End Sub
●補足● 選択結果は[イミディエイト]ウィンドウに表示されます。 SELECT句でフィールドを指定すると、フィールドの順序は指定した順になります。 テーブル作成時のフィールドの順とは異なります。また、フィールドを指定せずにすべてのフィールドを選択する場合は、SELECT句に「SELECT *」と記述します。