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エラー処理・入力チェック

未入力チェックをする(IsNull関数)

(Access 2000/2002)
必須入力項目が入力されているかどうかをチェックするために、IsNull関数を使う方法があります。
サンプルプロシージャは、コマンドボタンがクリックされると、必須入力項目である「社員名」が入力されているかチェックをして、未入力の場合はメッセージボックスを表示して、フォーカスを「社員名」に移しています。
Private Sub コマンド0_Click()
    If IsNull(Me.社員名) Then
        MsgBox "社員名が未入力です"
        Me.社員名.SetFocus
    End If
End Sub
IsNull関数は、式にNull値が含まれているかどうかを調べ、結果をブール型(Boolean)で返します。
IsNull関数の構文は次のとおりです。

<構文> IsNull(expression)

引数expressionは必ず指定します。引数expressionには、数式または文字列式を含むバリアント型(Variant)の式を指定します。
IsNull関数は、引数expressionの値がNull値である場合は、真(True)を返します。
それ以外は偽(False)を返します。引数expressionが複数の変数で構成されている場合、変数が1つでもNull値のときには式全体がNull値となり、真(True)が返されます。