即効テクニック |
DatePart関数は、特定の期間のデータを素早く抽出する際にとても便利です。ここでは、選択クエリの抽出条件に、DatePart関数を使って第1四半期のデータを抽出する指定をします。 ●準備● 日付フィールドのあるテーブルを用意します。 <例>テーブル名:仕入データ フィールド名 データ型 ------------------------------- 商品名 テキスト型 仕入日付 日付/時刻型 ●操作方法●<第1四半期のデータ> ミカン 2001/1/10 バナナ 2001/3/21 ●補足● DatePart関数は、日付データから指定した単位でデータを抽出することができます。 DatePart("単位",[日付データ]) 単位は、「年(yyyy)」「四半期(q)」「月(m)」「日(d)」で指定します。
- テーブル「仕入データ」に次のデータを入力して保存します。
商品名 仕入日付 ------------------------------ ミカン 2001/1/10 バナナ 2001/3/21 リンゴ 2001/6/7 イチゴ 2001/8/13 メロン 2001/12/3- クエリを新規作成して、デザインビューで開きます。
- [テーブルの表示]ダイアログボックスから、テーブル「仕入データ」を選択して[追加]ボタンをクリックします。
- [閉じる]ボタンをクリックして[テーブルの表示]ダイアログボックスを閉じます。
- クエリの1つ目のフィールドは、全てのフィールド(仕入データ.*)を指定します。
- 2つ目のフィールドには「仕入日付」を指定して、表示/非表示チェックボックスはオフにします。
- 抽出条件には下記のように指定します。
DatePart("q",[仕入日付])=1- クエリをデータシートビューで表示すると、第1四半期のデータが抽出されます。