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データベース・データ保護

データベースを整理する(ウィンドウ表示時間関連)

(Access 2000)
データベースには、テーブル、フォーム、クエリ、レポート、マクロといったオブジェクトが保存されいますが、これらのオブジェクトの数が膨大過ぎると発生する問題があります。
その一つに、データベースウィンドウでオブジェクトの一覧を表示するのに時間がかかるといったことがあります。
これは、Access2000がデータベースウィンドウの中に個々のオブジェクトを表示する前に、そのオブジェクトについての情報を処理する事に関係しています。
ただし、これは非常に多くのテーブルあるいはクエリの場合には該当せず、フォーム、レポート、マクロ、あるいはモジュールのオブジェクトリストにのみ該当します。また、MicrosoftOffice2000ServiceRelease1では修正済みです。こういった現象が起きる起きないに関係無く、データベースは後から修正作業を行なう場合などを考慮して、整理しておくことをお薦めします。

●オブジェクトの数を減らす例●
  1. 使用しないフォーム、レポート、モジュール、あるいはマクロを削除する。
  2. 可能であれば、同じデータソースを使用していたり、似たような目的を持ったオブジェクトのいくつかを統合する。 例えば、同じ処理を行なっているコードの入ったモジュールがあれば、そのコードを共有できるようにするなり、同じようなコードの入ったモジュールを1つのモジュールに統合する。
  3. 新しいデータベースを作成し、使用頻度の少ないオブジェクトをエクスポートしたり、テーブルだけを持つデータベースを別に作成し、そのデータベースのテーブルをリンクするようにする。