即効テクニック |
更新クエリを使用すればレコードのデータを条件に応じて、一括して更新することが出来ます ●手順● 受験生の点数に応じて合否の項目を一括して変更する場合を紹介します。 例えば、以下のテーブルが存在すると仮定します 受験名簿(受験番号、英語、数学、国語、合否 ・・・・・) 受験番号(テキスト型)、英語(数値型)、数学(数値型)、国語(数値型)、合否(yes/no型 初期値はno) 英語、数学、国語の平均点が70点以上の場合、合否をyesに変更する。 (1)データーベースウィンドウの[オブジェクト]から[クエリ]をクリックし、データベースウィンドウ上部にある[新規作成]ボタンをクリックします。(2)メニューの[クエリ]より[更新]を選択します。 (3)テーブル[受験名簿]の中から変更したいデーター項目を選択して、下側のデザイングリッドにドラッグします。この例では、[合否]をドラッグします。 (4)デザイングリッドで[フィールド]は、変更する項目。 [テーブル]は、変更する項目のあるテーブル名。 [レコードの更新]は、変更後のデーターを書き込みます。 変更後のデータは、「yes」ですので、「yes」と書き込みます。 (5)変更の条件となる式を次の列の[フィールド] に「([英語]+[数学]+[国語])/3」、 [抽出条件] に「>=70」と入力します。 [英語]、[数学]、[国語]3教科の平均点が、70点以上という条件が出来上がります。 (6)ウィンドウを閉じます。 保存]を選択してクエリの名前(例えば[合否の更新])を入力して[OK]をクリックします。 (7)先ほどの名前をつけたクエリ(この例では[合否の更新]をダブルクリックして実行します。 ●動作確認● 作成したクエリを実行した後、変更対象のテーブルを開いて条件にあったデータだけが更新されているか確認をします。
- すると、[新しいクエリ]ダイアボックスが表示されますので、[デザインビュー]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- [テーブルの表示]のダイアログボックスが表示されますので、[テーブル]ボタンをクリックします。
- テーブル名が表示されますので、[受験名簿]を選択します。
- [追加]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。