条件にあったデータの中で最大値を出す/DMAX関数
次は条件に合致した数値内で最大値を求めてみましょう。条件に合ったデータ内で最大値を求める際に使用する関数は、『DMAX関数』です。
- セルJ19を選択する。
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図04-01 セルJ19を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
- [関数の分類]ボックスから[データベース]を選択する。
- [関数名]ボックスから[DMAX]を選択する。
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図04-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
- セルB4からE40をドラッグし、[データベース]ボックスに「B4:E40」と表示されていることを確認する。
※データベース範囲には、項目名も含めて販売実績のデータをすべて範囲指定します。 - [Tab]キーを押して、[フィールド]ボックスにカーソルを移動する。
- セルE4をクリックし、[フィールド]ボックスに「E4」と表示されたことを確認する。
※フィールドには、最大値を求めるフィールドを指定します。ここでは「個数」が入力されているセルE4を選択します。 - [Tab]キーを押して、[条件]ボックスにカーソルを移動する。
- セルG18からG19をドラッグし、[条件]ボックスに「G18:G19」と表示されたことを確認する。
※条件となるデータと項目名を用意しておく必要があります。今回はセルG18からG19を選択します。 - [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図04-03 [関数の引用]ダイアログボックス
数式が完成しました。セルG19に担当者名を指定すると、自動的にセルJ19の値も変更されます。
▼ 図04-04 担当者名に合わせて最大値を表示
DMAX関数は条件にあったデータの中での最大値を表示する関数です。
次のページでは、DMAX関数の例をもう少し見ていきましょう。