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5_実践的なAVERAGE関数(Excel2016) 6/6

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複数の条件を設定した平均を表示する

DAVERAGE関数は条件に合うデータの平均を求める関数です。
前ページのように1つしか条件がない場合は、配列数式を使用することができますが、DAVERAGE関数を使えば複数の条件を設定した平均を表示できます。
今回は条件の設定方法の便利な活用方法をご紹介します。

▼ 図6-1 DAVERAGE関数の条件を指定する
DAVERAGE関数の条件を指定する
  1. セルE10に「2013年」、セルE11に「2014年」と入力する
  2. 同様に、セルF10とF11に「12月」と入力する
    ※ 2つのセルを選択した状態で入力し、[Ctrl]+[Enter]キーで確定するとまとめて入力できます。
▼ 図6-2 DAVERAGE関数を作成する
DAVERAGE関数を作成する
  1. セルF13を選択する
  2. [関数の挿入]ボタンから[関数の挿入]ダイアログボックスを表示し、[DAVERAGE]を選択する
  3. [データベース]ボックスにカーソルを表示し、セルA3からC63をドラッグする
  4. [フィールド]ボックスにカーソルを移動し、セルC3をクリックする
    ※ フィールドには平均を求める数値の項目名が入力されているセルを選択します。
  5. [条件]ボックスにカーソルを移動し、セルE9からF11をドラッグする
    (数式バーに「=DAVERAGE(A3:C63,C3,E9:F11)」と表示されます。)
  6. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図6-3 数式が完成
数式が完成

このようにDAVERAGE関数を使うと、複数条件を満たすデータの平均が簡単に求められます。
条件の指定方法は、同じ行に入力した条件は「AND」、異なる行に入力した条件は「OR」となります。
今回は「2013年12月」と「2014年12月」の平均を求めています。
例えば、セルE10とE11のデータを削除し、セルF10を「3月」に変更すると、3月と12月の平均受験者数が表示されます。

これで解説は以上です。お疲れ様でした!

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