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4_NETWORKDAYS関数&WORKDAY関数〜 5/6

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作業期間を確認する

続いて、作業スケジュール表を作成しましょう。
作業内容と工数、スタート日は決まっています。いつまでにどの作業を行えばよいのか、土日・祝日を除いた日付を返す『WORKDAY関数』を使って、完成していきましょう。

なお、Excel 2003以前のバージョンでWORKDAY関数を使うには、アドイン機能の分析ツールがオンになっている必要があります。

▼ 図5-1 作業開始日を入力する
作業開始日を入力する
  1. [作業スケジュール] シートに切り替える
  2. セルE4に「2018/8/2」と入力する
    ※ 2018年の任意の日付でも問題ありません。
▼ 図5-2 WORKDAY関数で作業期間を求める
WORKDAY関数で作業期間を求める
  1. セルF4を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックする
  2. [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[日付/時刻]を選択する
  3. [関数名]から[WORKDAY]を選択する
  4. [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する
▼図5-3 [関数の引数]ダイアログボックス
[関数の引数]ダイアログボックス
  1. [開始日]にはセルE4をクリックする
  2. [日数]にはセルD4をクリックし、続けて「-1」と入力する
    ※ 日数には開始日は含まれないため、工数から1日引いた形にします。
  3. [祭日]には[勤務時間]シートのセルA13からA36を選択する
    ※ 数式をコピーした際に範囲がずれないよう、絶対参照にします。
  4. [OK]ボタンをクリックする

続いて、2番目の作業の開始日をWORKDAY関数で表示しましょう。
1つ前の作業終了日に単純に1を足してしまうと、土日・祝日の可能性もありますので、ここでもWORKDAY関数を使いましょう。

▼ 図5-4 WORKDAY関数を作成する
WORKDAY関数を作成する
  1. セルE5を選択し、WORKDAY関数の[関数の引数]ダイアログボックスを表示する
  2. [開始日]にはセルF4をクリックする
  3. [日数]には「1」と入力する
  4. [祭日]には[勤務時間] シートのセルA13からA36を選択する
    ※ 数式をコピーした際に範囲がずれないよう、絶対参照にします。
  5. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図5-5 数式をコピーする
数式をコピーする
 
  1. セルE5の数式をセルE9まで、セルF4の数式をセルF9までコピーする
▼ 図5-6 作業内容、工数を元に、土日・祝日を除く作業スケジュールが確定
作業内容、工数を元に、土日・祝日を除く作業スケジュールが確定

このようにWORKDAY関数を使えば、土日・祝日を除いた日数で作業スケジュールを立てることができます。

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