SUMIF関数の基本をマスターしよう
まずは、SUMIF関数の基本から確認しましょう。
SUMIF関数の条件には文字や数値を指定できますが、セル参照を利用することもできます。
セル参照を利用するには数式内でセル番地を指定するだけですが、数式をコピーする場合、セル範囲がずれてしまうことがありますので、必要に応じて絶対参照を使用しましょう。
それでは、セル参照を利用して項目別の集計を行いましょう。
▼ 図2-1 各店舗の売上を求める
- 小田阪店の売上集計を求めるセルI6を選択する
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する
▼ 図2-2 [関数の挿入]ダイアログボックス
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[数学/三角]を選択する
- [関数名]から[SUMIF]を選択する
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する
▼ 図2-3 [関数の引数]ダイアログボックス(1)
- [範囲]には集計したい項目を含むセルE6からE35を指定する
※ 範囲は絶対参照にしておかないと、コピーしたときに選択範囲がずれてしまいます。
▼ 図2-4 [関数の引数]ダイアログボックス(2)
- [検索条件]には集計したい項目名を含むセルH6を指定する
▼ 図2-5 [関数の引数]ダイアログボックス(3)
- [合計範囲]には集計したい値を含むセルF6からF35を指定する
※ 範囲同様、絶対参照にしておかないとコピーしたときに選択範囲がずれてしまいます。 - [OK]ボタンをクリックする
▼ 図2-6 店舗ごとの合計が表示
小田阪店の合計が求められました。
他の店舗も数式をコピーすると、合計が表示されます。
知っておくと便利!
《書式なしコピー》
数式をコピーする際、すでに書式が設定されている表内では
書式が崩れてしまうことがあります。 そんな時には、コピー後に表示される
[オートフィルオプション]ボタンから[書式なしコピー]を選択します。