絶対参照を使って計算しよう
サンプルデータで絶対参照を利用して、各月の返品数の割合(図5-1)を求めてみましょう。各月の返品数を合計返品数で割って求めます。
1月の数式を作成したら、残りの月もオートフィル機能を利用して、数式をコピー(図5-2)します。
コピーした数式を確認すると、すべての数式がセルD10で割り算されていることがわかります。
▼ 図5-1 各月の返品数割合を求める
- 返品数の割合を求めたいセル(E4)をクリックする
- 「=」を入力し、1月の返品数が入力されているセルD4をクリックする
- 「/」を入力し、返品数の合計が入力されているセルD10をクリックして[F4]キーを押す
- [Enter]キーを押して数式を確定する
▼ 図5-2 数式をコピー
- コピー元になるセルE4をクリックして選択する
- E4セルの右下角(フィルハンドル)にマウスポインタをあわせ、そのままセルE9までドラッグする
さらに絶対参照を利用して、返品数の累計を求めてみましょう。
▼ 図5-3 絶対参照を利用して、累計を求める
- 累計を求めたいセルF4を選択する
- [合計]ボタンをクリックする
- セルD4をクリックし、「:」を入力する
- SUM関数の引数が「D4:D4」となるので、一方を「$D$4」と絶対参照にする
- [Enter]キーで数式を確定する
先ほどと同様に残りのセルに数式をコピーし、返品数の累計(図5-4)を求めましょう。
コピーした数式を確認すると、先頭セルからセル範囲が拡張されていることが確認できます。
▼ 図5-4 累計を求める
これで解説は以上です。お疲れ様でした!