Lesson13:セル範囲を選択する

セル範囲を選択する

複数セルをセル範囲として選択したり、あるいは行/列などを選択することもできます。複数セルを選択しておくと、データのコピーや移動、データの消去などの操作の際、一度の操作でまとめて実行することができます。選択する方法には、さまざまな方法があります。

連続したセル範囲を選択する3つの方法

1.ドラッグで選択する方法

範囲の開始セルから終了セルまでドラッグします。ドラッグは、「右下から左上へ」など、任意の方向に行うことができます。

上図のようにセル範囲を選択して[Del]キーを押すと、セル範囲のデータがすべて消去されます。

2.[Shift]キー+クリックで選択する方法

範囲の開始セルは普通にクリックして、終了セルは[Shift]キーを押しながらクリックします。 たとえば、セルA1をクリックした後、セルD8を[Shift]キーを押しながらクリックすると、上図と同じセル範囲が選択されます。

[Shift]キー+クリックで選択する方法は、画面表示しきれない大きなセル範囲を選択したときに適しています。マウスをワークシートの表示範囲外までドラッグして選択する場合、画面が高速にスクロールしてしまい、思うように終了セルを選択できません。そのような場合には、この方法を用いると、スクロールバーを利用して確実に終了セルを選択できます。



3.[Shift]キー+方向キーで選択する方法

[Shift]キーと方向キーの組み合わせでも、セル範囲を選択できます。


離れたセル範囲を選択する

離れたセル範囲は、ひとつめの範囲を選択した後、ふたつめ以降のセル範囲を、[Ctrl]キーを押しながら選択します。 下図ではセルA2からA5を普通に選択した後、セルC2からC5、セルE2をそれぞれ[Ctrl]キーを押しながら選択しています。

▼ 離れたセル範囲の選択は[Ctrl]キーを利用する
離れたセル範囲の選択は[Ctrl]キーを利用する

@ ドラッグする。
A [Ctrl]キーを押しながらドラッグする。
B [Ctrl]キーを押しながらクリックする。

行・列全体を選択する

行全体を選択するときには行番号をクリックし、列全体を選択するときには列番号をクリックします。 複数の行や列を選択するときには、セル範囲の選択と同様に、行列番号をドラッグしたり、[Shift]や[Ctrl]キーを利用することができます。

▼ 行、列を選択する
行、列を選択する

@ 行番号をクリックする
A [Ctrl]キーを押しながらクリックする
B [Ctrl]キーを押しながら列番号をドラッグする

全セルを選択する

ワークシート上のセルすべて選択するときは、[全セル選択]ボタンをクリックします。

▼ [全セル選択]ボタン
[全セル選択]ボタン

<< 前のレッスン    次のレッスン >>